【S8-2000達成】ボリュッキュキノポリンガー改
こんにちは、今期の構築は【S6-最高最終2124&終盤トップ2独占】ボリュッキュキノポリンガー - 底なし沼とほとんど同じです。しかし僅かですが調整を変えたポケモンがいるのでそれと、今期使ってみて強かったポケモンを紹介したいと思います。
①ボリュッキュキノポリンガー
今期は他のHBポガッサ入りや対面構築などを試したのだが、自分の力が足りずどの構築の完成度も“戦える”レベルはあっても“勝てる”レベルにまで達してはいなかった。そのためシーズン終盤に差し掛かるにあたって自分の中で最も完成度の高いこの構築を引っ張り出して使うことにした。
【個別解説】
171(4)-216(252)-150-×-110-172(252)
龍の舞/空元気/地震/捨て身タックル
以前と変わらず。
ドリュウズ@気合の襷 陽気 型破り
185-182(212)-80-×-91(44)-154(252)
ステルスロック/岩石封じ/アイアンヘッド/地震
S:最速、準速霊獣ボルトロス抜き
HBD:A171-C222ギルガルドのシャドーボール+影撃ちを超高乱数耐え
A:余り
以前ASで使っていた時、ギルガルドに後投げする時いつもシャドボ+影撃ちが微妙な乱数であることが気になっていた。そのため今期はそこを耐えられるように、またテテフコケコにより強く出るように、少しだけDに厚めに調整し直した。Aを落とした弊害としてはABミミッキュに対するアイアンヘッドの乱数のズレがあるが、乱数はほとんど変わらない上に、ミミッキュ側としては意地っ張りスカーフを考慮して後ろに引かなければならず、ステルスロック込みのHPで対面することが多かったため全く問題ではなかった。
ミミッキュ@ゴーストZ 意地っ張り 化けの皮
131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)
剣の舞/影撃ち/シャドークロー/じゃれつく
そのまま。
キノガッサ@毒毒玉 腕白 ポイズンヒール
163(220)-151(4)-144(244)-×-82(12)-94(28)
守る/身代わり/キノコの胞子/気合パンチ
HB:ポイヒ回復2回込みで陽気ガブの逆鱗2耐え
HD:C192ルカリオのラスターカノン高乱数耐え
A:H212-B121メガガルーラを気合パンチで確定1発
S:速めの50族抜き、無振りメガハッサム抜かれ
Bラインを1落としても確定数や乱数が変わることがほとんどなく、Dラインを1上げるとルカリオのラスターカノンの乱数が変わるため変更した。
ポリゴン2@進化の輝石 図太い アナライズ
191(244)-×-144(164)-126(4)-124(68)-84(28)
自己再生/電磁波/冷凍ビーム/イカサマ
HB:A197メガメタグロスのアイアンヘッドを超高乱数3耐え、A216メガボーマンダの捨て身タックル高乱数2耐え
HD:C200カプ・テテフのPFサイコキネシス高乱数2耐え
S:麻痺した最速100属抜き
Dラインの変更による問題点は特になくBラインを1上げることでメタグロスのアイアンヘッドの乱数が変わるため変更した。
ゲンガー@メガ 臆病 呪われボディ→影踏み
135-×-100-222(252)-116(4)-200(252)
身代わり/祟り目/ヘドロ爆弾/気合玉
C、S:抜き性能を落とさないぶっぱ
HD:C147カプ・コケコの眼鏡ボルトチェンジを確定耐え
カプ・コケコの眼鏡ボルトチェンジを意識して余りBをDに回した。
選出パターンやきつい相手などはS6の記事を見てください。
【まとめ】
最高2040くらい最終1970くらい。
構築面の反省として、今期は重いポケモンの一体であるカプ・レヒレが明らかに多かったので構築をいじるべきであったが、うまい改良法が思いつかなかったため来期からは環境に合わせて改善したい。
その他反省として、今期も潜り方が下手だった。いまいちな完成度の構築でサブロムに潜り続けていたため、メインが2000に乗ったのは割と早い段階であったのに結局2000↑で潜れたのはサブロムを諦めた最終日だけであった。来期以降はサブロムを切る時はもっと早い段階で切るようにする。
無理なく頑張りたいと思います。
②今期使って強いと思ったポケモン
デンジュモク@ウイのみ 図太い ビーストブースト
173(116)-84-128(204)-193-91-127(188)
身代わり/瞑想/目覚めるパワー氷/10万ボルト
HB:A165ランドロスの地震を最高乱数切り耐え、身代わりがA114ナットレイのジャイロボールを最高乱数切り耐え、身代わりがタイプ一致イカサマを最高乱数切り耐え(A個体値0〜3)、身代わりがA171ギルガルドの影撃ち確定耐え
HD:D1↑でC222ギルガルドのZシャドーボールを最高乱数切り耐え、身代わりがC73ドヒドイデの熱湯を高乱数耐え
C:H155-D126ミミッキュを10万ボルトで確定2発
S:最速テッカグヤ抜き抜き抜き
一般的なデンジュモクは有利対面をとって身代わりを押しても、それを読まれて攻撃技を押されると身代わりが残らず結局択になる事が多いと思ったため、有利対面を確実にモノにするために考案した。
実際にこのポケモンと組み合わせて使っていたテテフやガブにつられて出て来るテッカグヤやナットレイ、ポリ2、ブラッキーなどの耐久型ポケモンを軒並み起点にして崩せていた。
単純に物理耐久がかなり厚いため削れたバシャーモ、ボーマンダ、ルカリオなど本来デンジュモクで勝てない相手にも勝てるようになっていて対面性能が高かった。
きのみもかなりうまく機能し、相手にとって想定外の回復によってプランを崩す事ができた。
弱点としては一般的なデンジュモクと違い崩しのスピードがかなり遅いためラッキーで止まったりする点であった。
【サブの構築】
耐久振りリザY/襷剣舞ガブ/耐久振り眼鏡テテフ
HB瞑想きのみデンジュ/霊Zミミッキュ/トリルポリ2
一度耐えて返しで倒すタイプの対面構築であったため追加効果や急所を受けやすく致命傷になりやすい点、軸としていたリザYが不意の岩雪崩で出落ちしやすい点が弱く勝ちきれなかった。でも使ってて楽しかった。
対戦してくださった方はありがとうございました!
楽しく戦えてレートも伸ばせる構築を完成させたいですね。