【S6-最高最終2124&終盤トップ2独占】ボリュッキュキノポリンガー

 

どうもこんにちは、ぬまゴリラです。今期はSM最終シーズンということで、自分がずっと使い続けていて最も得意としてる並びであるゲンガッサポリ2を使って絶対に結果を残したいと思い構築を組みました。

 

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前シーズンまではゲンガッサポリ2の並びで弊害となってくるバシャテテフをしっかりとした受けを準備することで対策していたのですが、受け一本ではどうしても読めない地雷型であったり、対策し切れない崩しにやられたりと勝ち切れなかったところがありました。

そんなわけで今期は、そもそも苦手なバシャテテフのような有限サイクルは受けるよりも殴ることで対策するということを意識しました。

 

【採用順・理由】

①ゲンガッサポリ2

使いたいため採用。簡単に説明するとポリ2とキノガッサで状態異常を撒きながらサイクルを回し、隙を見てゲンガーで高火力を押し付ける並び。

ミミッキュ

個人的にミミッキュの入ってない構築に強さを感じないのと、上記三体の並びできついバシャテテフや積み展開に対して強いため採用。

メガマン

バシャに強く、通せると強い優秀な物理アタッカーであるため採用。

ドリュウズ

構築に一体は欲しい電気の一貫切りができ、ステルスロックを撒け、そしてゲンガッサポリ2の苦手なカプ系やミミッキュに強いので採用。

 

【個別解説】

 

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ボーマンダ@メガ   意地っ張り   威嚇→スカイスキン

   171(4)-216(252)-150-×-110-172(252)

   龍の舞/空元気/地震/捨て身タックル

 

A、S:ぶっぱ、抜き性能を落としたくなかったため

H:余り、奇数

 

抜きエース①。しようと思えば無理矢理サイクルもできる。

高速高火力高耐久の全てを持ち、幾多のeasy winを生み出したポケモン。羽休めを切った物理マンダやA特化マンダは読まれづらくかなり通りが良かった。微火力恩返し読みで耐える前提の行動をしてくる相手に対してかなり強かった。例としては、ステロ+A1↑捨て身でH175-B100レボルトを超高乱数一発、H177-B183レヒレを中乱数1発で処理できる。

羽休めを切っていることについてだが、一度積めば全抜きorかなりの負担をかけれるようにASとしている、つまり羽で粘って何度も舞うことをせずとも1舞で十分な火力が出るため羽休めは不要であった。代わりに空いた枠に、鬼火で火力を削がれることを嫌って空元気を採用した。空元気は、捨て身タックルでは過剰火力な時や、反動を受けたくない時にも使いやすかった。いかにも鬼火撒いてきそうなポケモンの前で舞い、easy winってパターンがよくあったので空元気の採用は大正解であったと言える。

 

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ドリュウズ@気合の襷   陽気   型破り

   185-187(252)-80-×-86(4)-154(252)

   ステルスロック/岩石封じ/アイアンヘッド/地震

 

A、S:ぶっぱ、襷を持ってるため

D:余り、コケコ、テテフに気持ちだけでも強くするため

 

積み軸で選出する時の初手要員。

この構築のガッサはゲンガーが絶対無理なので、そこに対して選出抑制できる枠。マンダが意地っ張りであるためジャローダを抜いていないが、こいつが型破り持ちであるおかげで岩石封じでSを下げることができるのも強かった。ガッサとの補完がかなり良く、採用した時には思いもしなかったほど活躍した。とりあえずのステロ要員としてめちゃくちゃ初手に出した。

 

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ミミッキュ@ゴーストZ   意地っ張り   化けの皮

   131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)

   剣の舞/影打ち/シャドークロー/じゃれつく

 

A、S:ぶっぱ、振らなきゃ火力が低かったりミラーで上を取られて負けるのを嫌ったため

H:余り、奇数

 

抜きエース②。

普通すぎるASゴーストZミミッキュ。もともとは剣舞イカサマ耐え調整でカバやポリ2を倒す挑発持ちフェアリーZを使っていた。しかしこの型を使っていたシーズン中盤は、ミミッキュのフェアリーZは読まれやすくて使いづらかったので、ミラーに強く単純に通りのいいこっちの型に変更した。この変更によって、もともと重かった炎や鋼に強くなったのは良かったが、ドリュミミマンダの積み選出がしづらくなったので一長一短であった。

 

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キノガッサ@毒毒玉   腕白   ポイズンヒール

   163(220)-151(4)-145(252)-×-81(4)-94(28)

   守る/身代わり/キノコの胞子/気合パンチ

 

HB:ポイヒ回復2回込みで陽気ガブの逆鱗2耐え

HD:C192ルカリオのラスターカノン高乱数耐え

A:H212-B121メガガルーラを気合パンチで確定1発

S:速めの50族抜き、無振りメガハッサム抜かれ

 

起点作り、抜きエース③、サイクル要員。

いつも使っているサイクルガッサ。まもみが胞子でなされる永久回復と耐久値によるサイクル性能、後攻胞子による起点作りとサイクル負担軽減、ポイヒガッサ持ち前の抜き性能、全てを持ってる最強のポケモン

普通のポイヒガッサと違いHPを減らさずフィールド枯らしをできる。これにより本来不利であったコケコ入りのサイクルを相手にする時も有利に立ち回れる。あと普通のポイヒガッサでは勝てないナットレイにも勝てるようになるため雨パなんかには余裕の3タテをかました。砂にも強い。相手のガッサにも強い。毒ガルドやグライオンにはPP枯らしを仕掛けられるので、無理をせずとも裏込みで勝てる。

ゴーストタイプ(特にメガゲンガー)は絶対倒せないので、メガゲンガーとは対面させないように、それ以外には処理されず胞子を入れられるように立ち回る必要がある。

 

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 ポリゴン2@進化の輝石   図太い   アナライズ

   191(244)-×-143(156)-126(4)-125(76)-84(28)

   自己再生/電磁波/冷凍ビーム/イカサマ

 

HB:A216メガボーマンダの捨て身タックル超高乱数2耐え

HD:C200カプ・テテフのフィールドサイコキネシス高乱数2耐え

S:麻痺した最速100族抜き

 

サイクル要員。

ガッサゲンガーの苦手なメガマンダやミミッキュに強く出られるポケモン。また、キノコの胞子が通らない相手に対して麻痺を撒いてゲンガーで処理しやすくする役割もある。毒毒でなく電磁波なのはバレルやバナに通り、ドランやガルドの後投げを気にしなくて良いためである。

アナライズなのに電磁波持ちなのは変に見えるかもしれないが、電磁波を撒きたい相手(ミミッキュ、リザY)にはアナライズ補正を入れるよりも上から受け切りたく、アナライズ補正の欲しい相手(ガブ、ゲンガー、マンダ)には電磁波が入らなかったり、そもそも電磁波が撒けても上を取れないので問題なかった。

今期も無難に強かった。

 

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ゲンガー@メガ   臆病   呪われボディ→影踏み

   135-×-101(4)-222(252)-115-200(252)

   身代わり/祟り目/ヘドロ爆弾/気合玉

 

C、S:ぶっぱ、調整の甘えたフェアリー勢を処理するため

B:余り(コケコのメガネボルチェンの最高乱数で処理されるためD振りの方がいい説ある)

 

サイクル要員。

受けルに強い身代わり3ウェポンゲンガー。キノガッサの苦手なレヒレや草タイプをキャッチして処理したり、状態異常をばら撒いた後に全抜きエースとなる。HBポリ2をヘド爆+気合玉で処理できるのも強かった。

状態異常は裏で撒くのでこのポケモンには採用してない。ガッサゲンガーの並びは実質技スペ5つのキノコの胞子ゲンガー。弱いわけがない。このポケモンもやっぱり強かった。

 

【選出パターン】

・ゲンガッサポリ2

サイクル選出①。ガルーラ軸、低火力無限サイクル(受けルっぽいやつ)、とんぼるサイクルに対してこの出し方をする。ガルーラ軸には初手ガッサを確定で出していたが、他の相手には刺さってるやつから出した。

ガルーラ軸はガルーラを処理できれば勝て、とんぼるにはガッサで有利対面を作れれば勝てた印象。低火力無限サイクルに対しては鬼のように強い。

この選出ができる相手には大体勝ってた。

 

・ドリュガッサポリ2

サイクル選出②。ゲンガーを出さずともキノガッサが身代わりを残せれば十分全抜きが可能である時にこの選出をする。ゲンガッサポリ2選出よりもコケコとテテフ、ミミッキュにずっと厚くなる。

先にステロを撒き、キノガッサで嵌めることで、相手のフィールド張り直しの交換やとんぼるの際にステロダメージが入る。このおかげでかなり楽に試合を運べることが多かった。

 

・ドリュマンダ@1

積み選出。単純に殴ってれば勝てそうな時この選出をした。

@1は基本的にミミッキュであったが、カバやポリ2入りであったりガッサが有利対面を取れれば3タテできそうな構築であればガッサだったり、ゲッコウガがうまく処理できるか自信がない時にポリ2になったりした。

初手は基本的にはドリュウズであるが、ガルーラ軸にどうしてもこちらの軸でいかなければならない場合は初手にガッサを置くこともあった。

 

・ガッサポリ2マンダ

サイクル+積み選出。上記のどの選出でも出せない並び(例:バシャ+マンダ+ポリ2)が相手にある時にこの選出をする。

ポリ2ガッサのサイクルで相手を疲弊させて、サイクルのどこかで起点を作りマンダで全抜きする。

どちらかといえば例外的な選出なのであまり出すことはなかった。

 

その他の選出をすることもあったが、ほとんどなかったため省略。

 

【きつい並び】

 ・呪いミミッキュ

ドリュウズを選出しなかった場合にこのミミッキュをポリ2一体で相手することになるのだが、この時普通にミミッキュにポリ2を崩されて、裏の物理アタッカーを通され負ける事になる。というかそもそも全員のろっきゅに嵌められて負ける。地味に流行っていたのでしんどかった。

 

・崩しガブ、崩しランド

サイクル選出をした場合、本来ならポリ2とガッサの役割対象であるはずなのに、逆に狩られてしまう。

この構築にこの二体はよく出てきたため、これらのポケモンには極力不利対面を取らないように立ち回っていた。

 

パルシェン

襷で考えると対面から勝てるポケモンがポリ2しか存在しないため、ステロを絡めてドリュウズを切りながら岩石封じを入れ、上からゲンガーで処理するくらいしかなかった。選出を縛られるのが一番きつかった。

 

・ガッサの役割対象とゲンガーの並び

例を挙げるとすれば、カバカグヤゲンガーみたいなやつ。カバもカグヤもガッサじゃないと処理が難しいが、ガッサはゲンガーにキャッチされると何もできずに処理されてしまう。

マンダとミミッキュで押せ押せな感じに攻めると勝てることがあった。

 

・バトン構築

特定の対策は全くしてないので、かなりきつい。

しかしバシャバトンであればバシャ対面マンダで舞いまくったり、イーブイバトンであればイーブイになんとかゲンガーを合わせて気合玉で処理したり、バトン先にミミッキュのゴーストZぶつけたりで無理やりなんとかしてたのだが、正直怪しい。

 

・滅びゲンガナンスポリ2

ゲンガナンスにはミミッキュを出したいのだがポリ2に完全に止められ、ポリ2にはガッサを出したいのだが全く刺さってないのできつい。

滅ばれてる間にポリ2で電磁波をばら撒いてゲンガーでなんとかしてた。意外となんとかできてた。

 

オニゴーリ

 積み選出をほぼ強要されるため嫌だった。

ステロ+マンダの捨て身やミミッキュで剣舞積みまくってZ+かげうちでの処理が多かった。

 

ビビヨン

全く対策をしてないので、上手いことステロを撒いて先に展開するしかなかった。

 

まとめるとギミック構築がきつかった。

 

【最後に】

本当にSMお疲れ様でした。

今期はSMでの最高レートを大きく更新できたり、終盤にトップ2を独占したりと、個人的にはかなり満足のいく結果を残せてかなり嬉しかったです。しかし、かなり自信のある構築だったので、もう少し上に行けたらなぁとも思っています。少しの心残りもないようにUSMではもっと上を目指して頑張っていきたいと思います。

SMでの初2100を応援してくれた方や対戦してくださった方々は本当にありがとうございました。

 

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