【S7-2000達成】はじめてのかばまんだ

 

どうもUSMでもなんとか2000まで来れたぬまゴリラです。前期ゲンガッサポリ2でそれなりの結果を残せたので、今期はその並びを使わずに2000達成することを目標としました。実際に達成することができたのでその構築を紹介します。

 

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前期ギミックに対する対策が薄かった反省と、相手にしたらいつもボコボコにされるのろっきゅマンダを使ってみたいと思い構築を組み始めました。 

のろっきゅやスカゲッコで数的有利を取りながらサイクルを回して勝ちます。

 

【採用順・理由】

①のろっきゅマンダ 

使って見たかったため。初手ミミッキュで呪い展開をして相手のポケモンを全体的に削り、マンダの一貫をとるという並び。

カバルドン

のろっきゅマンダで重いメタグロスボーマンダ受け、見た目の電気の一貫切りのために採用。

③カプ・コケコ

ここまでで耐久水やテッカグヤ、サンダーが重く、高速回復技持ちでそれなりの耐久があったため採用。

ゲッコウガ

新登場したサイクルキラーであるアーゴヨンが重かったため、ストッパーとしてスカーフで採用。

ナットレイ

アーゴヨンとよく一緒にいるギャラドスに後投げでき、カプ系やミミッキュに対してより厚くするために採用。

 

 【個別解説】

 

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ボーマンダ@メガ   陽気   威嚇→スカイスキン

   197(212)-174(68)-151(4)-×-113(20)-182(204)

   羽休め/身代わり/龍の舞/捨て身タックル

 

HB:A197不一致A1↓岩石封じを身代わりが確定耐え

HD:C209不一致めざパ氷を最高乱数切り耐え

S:最速ジャローダ抜き

A:捨て身タックルでH177-B161メガハッサムを確定二発、H135-B101メガゲンガーを確定一発

 

ミミッキュの呪い展開から繋ぐエース兼サイクル要員。

呪いダメを稼ぐため身代わり型で採用した。恩返しではなく捨て身タックルを採用している理由は足りない火力をごまかすためである。

数値が頭おかしいくらい高く、色々な攻撃を耐えて強引に起点にしたりすることができたため、安定感が凄かった。

 

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カバルドン@ゴツゴツメット   腕白   砂起こし

   215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67

  怠ける/欠伸/氷の牙/地震

 

HB:ぶっぱ、A156ミミッキュZを確定耐え

HD:C209不一致めざパ氷を中乱数二発

 

優秀な物理受けである普通のHBカバルドン

この型がやはり一番選出しやすく安定感があった。テンプレは偉大である。特に言うことはない。

 

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ミミッキュ@ゴーストZ   陽気   化けの皮

   131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)

   身代わり/呪い/痛み分け/シャドークロー

 

A:ぶっぱ、シャドークローの圏内を広げるため

S:ぶっぱ、上からはめる範囲を広げるため、初手の最速襷テテフ意識

H:余り、奇数

 

初手要員。耐久型の後投げに合わせて身代わりを貼り、呪い痛み分けで嵌める。

ゴーストZ型で採用した理由は、シャドークローと呪いのどちらにも乗せることができるからである。呪いZは、痛み分け回復でHPを半分以上にできず相手に呪いが入ってない状況で、シャドクロZは、耐久鋼や耐久毒を呪いで削った後やゲンガー対面で使った。他の持ち物の採用が考えられないくらい強かった。

相手がバトン構築やオニゴーリ入りであった場合は後続に置くようにし、試合の運び方をしっかりイメージして選出するように心がけた。

 

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 カプ・コケコ@デンキZ   臆病   エレキメイカ

   167(172)-×-105-115-113(140)-192(196)

   羽休め/毒毒/マジカルシャイン/10万ボルト

 

HB:A197不一致地震最高乱数切り耐え

HD:ダウンロードでA↑調整、C156一致ハイポンZを高乱数耐え、C172ポリゴン2のトライアタック確定2耐え

S:最速ゲッコウガ抜き

 

ヒレに後投げを安定させたいが為に生み出されたHDに厚いコケコ。ポリ2やレヒレ絡みのサイクルを毒で崩す。

C実値だけ見るとかなり貧弱に見えるが、エレキフィールド下での電気技の火力はCぶっぱロトムと同じでなので、火力なさすぎて萎えるようなことはなかった。

今回の調整はHD寄りとなっているが、テッカグヤのヘビボン二発が受からないため、HBに厚めの型を考えてみるのもいいかもしれない。また、サザンドラ等に打点を持つためマジシャを採用したが、それが気にならなければ瞑想レヒレにより強い物理型であったり、毒と相性のいい身代わりを採用するのもアリ。

実はこのコケコを思いついて育成したのはS4の頃で、ずっと使っていたがなかなか結果を残せなかったので、今回やっと記事に書けたのが素直に嬉しい。

 

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ゲッコウガ@拘りスカーフ   無邪気   変幻自在

   153(44)-121(44)-96(68)-136(100)-81-191(252)

   とんぼ返り/岩雪崩/冷凍ビーム/ダストシュート

 

HB:A182テクニガッサのマッハパンチを最高乱数切り耐え≒A182ガブリアスの逆鱗最高乱数切り耐え

HD:C196アーゴヨンヘドロウェーブ最高乱数切り耐え

A:H175-B95カプ・テテフをダストシュートで最低乱数切り確定一発、H175-B112メガリザードンYを岩雪崩で確定一発

C:H149-D93アーゴヨンを冷凍ビームで確定一発

 

序盤は初手に出して不意に一体処理したり、とんぼ返りから有利対面を作る。中終盤はストッパーをしたり、抜きエースになったりする。今回の便利枠。

技構成に関して、今回はリザードンYが重かったため岩雪崩を採用したが、ヒードランやバシャに対しての打点となる水技、ギルガルドやゲンガーへの打点となる悪の波動、鋼への打点となるけたぐり、ギャラやスイクンへの打点となる草結びなど色々候補があった。技スペが無限に欲しいと思った。

おそらく一番選出した。そのくらい使いやすかった。

 

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ナットレイ@食べ残し   呑気   鉄の棘

   181(252)-114-188(156)-×-149(100)-22

   守る/宿り木/タネマシンガン/ジャイロボール

 

HB:A207メガギャラドスのA2↑地震を残飯込み高乱数2耐え

HD:C200カプ・テテフの眼鏡サイキネを確定2耐え

 

運負けしやすい点や、ドヤ読みされやすい点を除けば、最強だと思えるほどの性能を持っているポケモン

最後にこのポケモンを採用したが、かなりぴったりで急に構築の安定感が増した。

高速回復技のない耐久ポケモンであるため、このポケモンを使うコツは、見れる範囲が広いからといって仕事を与えすぎないことだと感じた。

 

【選出パターン】

・ミミマンダ@1

 構築段階で想定していた一番通したい選出。

マンダ受けとミミッキュ受けが被っている構築、受けループを含む受けサイクルにこの選出をすることが多かった。

@1は何が多いわけでもなく、ミミマンダで対応できないポケモンのケアができるポケモンを選出していた。

 

・ゲコナット@1

初手のゲッコで不意に一体を処理するかとんぼ返りで有利対面を作り、サイクルを回すことで勝つ選出。対面構築や積みサイクルに対してはこの出し方。

この選出も@1はサイクルを崩されにくいポケモンを選出することが多かった。

この選出パターンが一番多かった。

 

・ミミゲッコ以外から@3

3匹とも受け駒で選出するパターン。受けてるだけで勝てそうなときにこの選出をした。一番安定感のある選出。

 

 【きついポケモン・並び】

 ・パルシェン

この構築の鋼が氷等倍であるため単純に通りがいい。ナットレイで削りながら切ってスカゲッコで処理するパターンが多かった。割と勝ててた。

 

ニドキングニドクイン、両刀バシャ

範囲の広い高火力ポケモンは、ミミッキュで対面的に処理するしかないため辛い。しかし、ほとんどマッチングしなかったため問題なかった。

 

ハッサム

今回の構築で一番きつかったポケモン(しかもちょっと流行ってた)。立ち回りをめっちゃ頑張って上手いことマンダと対面させるしかなかった。ほとんど勝てなかった。

 

ギルガルド

今回の構築で二番目にきつかったポケモンミミッキュで身代わりを使って頑張るか、ナットで地道に削るしかなかった。

 

アーゴヨン

ゲッコ絶対選出になるのがしんどい。ゲッコを後投しなきゃならない場面があるのだが、読まれると死ぬ。

 

ハッサムがガチで無理な以外はそんなにきつい相手はいなかったから良かった。

 

【最後に】

今シーズンはUSM最初のシーズンということでしたが、新登場したポケモン(特にアーゴヨン)を中心に高速で環境が変化しててかなり面白かったです。

今回の構築は第7世代で初めてポイヒガッサを使わずに2000に行けた構築、それも変態型らしい変態型もないまあまあ綺麗な構築に仕上がっていて個人的には自信作なので満足しています。

まだレートは潜りますが、ガチでいい構築ってのができてないので目指せれば上行くくらいの感じで頑張りたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました〜!

 

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