【S12-2000達成】沼カバマンダ
どうもこんにちは、ぬまゴリラです。今期は1つの目標だったカバマンダガルドでの2000を達成でき、少し面白いポケモンも採用しているので紹介しようと思います。
【採用順・理由】
サポートをすれば最も通りがいいポケモンであると思ったためまず採用した。
リザグロス構築が多いと感じていたため、そのどちらにも隙を見せず、安定してステロを撒け、クッションとしても機能するポケモンとして慎重で採用。
上記2体で辛いカプ・テテフ、メタグロス、ポリゴン2、増えていた物理型ギルガルドなどに強く、炎や地面の繰り出しを許さない霊Zで採用した。
型の多様化していたボーマンダ、カバルドンを慎重にしたことで重くなったミミッキュ、ここまでで重めなギャラドスに比較的安定するポケモンとして物理受けで採用。
ここまでカプ・レヒレや浮いている電気、マンダ受けの処理ルートが少し怪しく感じたため、以前使った下記事の特殊受けカプ・テテフを採用した。
カプ・テテフを採用したことでより重くなったギルガルドの物理型を含めた引き先、カバマンダで重くなりがちな霊獣ボルトロスの処理ルートとして採用した。
以上のようにして構築が完成した。
【個別解説】
HB:A200リザXのA1↓逆鱗を最高乱数切り耐え(94%)
HD:C126ポリ2の冷凍ビームを最高乱数切り耐え(94%)
A:H131-B100ミミッキュを恩返しで最低乱数切り1発(93%)
S:最速113族抜き
構築の軸。使い慣れたASベースのボーマンダ。
後述するテテフの自然の怒りで鋼を削った後上から地震で倒せるのが偉かった。アナライズでないポリゴン2はステロを撒けてればそのままカモれるが、今期はその処理ルートでポリ2を倒すことは少なかった。
HB:A191メガマンダの恩返しを高乱数2耐え(99%)
HD:C211リザYのオーバーヒートを確定耐え
リザYのオーバーヒート持ちがあまりにも多いため、ミミッキュの処理を対面的に行ったり、裏に任せることにして慎重で採用した。
特化マンダの恩返しが受からなかったり困ることもあったが、カバルドンの処理をリザYのオーバーヒートに頼ってる人は多かったため、慎重での採用は正しかったように思う。
C:H196-D101霊獣ランドロスをシャドボZで最低乱数切り1発(93%)
HD:C200カプ・テテフのPFサイキネを確定3耐え
S:ミラー意識で余り
普通のシャドボZガルド。
もともと強い型ではあるが、残飯型などに居場所を取られて数を減らしていたこともあり警戒が薄めであったので、相対的にも強くなっていた。
一度何かと対面したらそれがノーマルであるか、裏にギルガルドに繰り出せるノーマル(ラッキーなど)がいる以外にはすぐに霊Zを選択して何かしら一体を倒していた。場合によってはミミッキュの皮に向かって押したりもする。
一度有利対面を取ると基本的に相手が一体瀕死になるため、かなりゲームプランを組みやすく扱いやすかった。
HB:A197メガボーマンダの恩返しを確定耐え
HD:C161カプ・レヒレのハイドロポンプZ+ハイドロポンプを高乱数耐え(97%)、同C1↑ムーンフォース確定2耐え
C222メガゲンガーのヘドロ爆弾+ステロを確定耐え
C194眼鏡サザンドラの悪の波動を最高乱数切り2耐え(99%)
S:ABミミッキュ、耐久振りテテフ意識
C:余り
地雷ポケモン①。特殊全般を受けつつ裏の鋼などの高耐久を自然の怒りで大きく削ってサイクル勝ちを目指す。マンダ軸できつくなりがちな受けループ、レヒレサイクルなどはこのポケモンを絡めて崩していた。
相手にとってテテフのきのみは想定外で、こちら側が主導権を握る試合展開を作れることが多かった。また採用時は全く想定していなかったが、役割補完としてゲッコウガとの相性が非常によく、テテフで荒らしてゲッコウガでしめる対戦は多かった。
HB:A197メガメタグロスのアイアンヘッドを超高乱数3耐え(99%)
A216メガボーマンダの捨て身タックル高乱数2耐え(97%)
HD:C200カプ・テテフのPFサイコキネシス高乱数2耐え(97%)
C147カプ・コケコのEF珠10万ボルトを確定2耐え
S:麻痺した最速100属抜き
いつも使ってるポリゴン2。役割範囲が薄く広いポケモンなので、困った時に選出する。
技構成に関して、一見アンチシナジーと思われがちなアナライズと電磁波を同時に採用しているおかげで、かなり広範囲に役割を持つことを可能としている。9シーズン使い続けているがアナライズ電磁波がデメリットとなる対戦は過去一度もなかった。
一見有利と思えるゲッコウガに冷凍ビームの試行回数を稼がれて凍る点を除いては今期もやはり強かった。
HD:C222ギルガルドのシャドーボール確定2耐え(94%できのみ発動)
C222メガゲンガーのヘドロ爆弾確定耐え
C:H167-D172ギルガルドを悪の波動で確定2発
S:最速
地雷ポケモン②。優秀なタイプをより活かすため繰り出し回数の増やせるきのみを持たせた。
きのみを持たせるメリットは先に挙げた繰り出し回数の増加、高速低耐久ポケモンの処理としてありがちな先制技圏内に入れられることの回避などがある。ゲッコウガをうまく処理できなければ崩壊する構築がそこそこあるが、その処理を一歩遅らせる持ち物といった感じである。
ここまで読んで「きのみゲッコウガなんて一部へのピンポイント対策にしかならず、きのみが発動せず倒されることが多そう」と思う方もいるかもしれないが、そんなことはなく実際は変幻自在という優秀な特性で技を半減で受けたり、カバルドンの砂を絡めたりで無理なく回復することができていた。
従来のZや襷などの瞬間打点や対面性能こそないが、少しゆっくりめなこの構築のサイクル速度に合ったベストな持ち物であったように感じている。
技構成は毒毒、熱湯、冷凍ビーム、悪の波動、ダストシュートから熱湯とダストどちらを切るかずっと悩んでいた。最初は熱湯を切って採用していたが、ゲッコウガが噴煙火傷を気にせずヒードランに繰り出せるポケモンであること、ダストシュートが下振れ技であるのに対して熱湯が上振れ技であり、ダストシュートがなくてもフェアリーの処理は効くことなどの理由があったためダストシュートを切った型に変更した。熱湯にしたことで3割で物理技を半減で受けられるようになり、きのみの発動機会も増えた。
【選出パターン】
特に決まった選出パターンはなかったが、全体的にパワーがないのでマンダの選出はほぼ確定であとは全対応できるように選出していた。
【苦手なポケモン】
・カビゴン
毒持ちであるゲッコかガルドのどちらかを選出しなければ突破できないが、そのどちらもが大きく削られサイクル不利になるのでかなりシビアな立ち回りを強いられる。
メガされるとポリ2から大きな打点が取れないためマンダで基本的に対策していたのだが、マンダを先にメガさせられたりするときつい。立ち回りで頑張る。
構築全体で鈍足なため起点が多く隙を見せやすい。慎重カバの後投げで基本的にはなんとかなるが、一度隙を見せるとどうしても能力上昇と絶対零度による運負けが発生しやすく辛かった。
【最後に】
S12お疲れ様でした。カバマンダガルドで結果を残すのが一つの目標だったので、今期はそれを達成できて嬉しかったです。
最終日はオニゴーリを筆頭にきついポケモンが増え連敗したので使うのをやめましたが、別のパーティで2100に乗ることができたので良かったです。
今シーズンはメンタル面で大きく成長できた有意義なシーズンでした。来期は今期学んだことを活かして、もっと早い時期にレートを伸ばすことに専念したいと思います。
↓2100乗った構築
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