【S12】ニドクインに可能性を感じた

 

どうもこんにちは、ぬまゴリラです。今回は自分が長らく使っているゲンガッサポリ2の新構築がS6以来組めたので紹介します。

 

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【構築経緯】

S6から使っている並びである【S11-最高2082】池沼スタン - 底なし沼を今期も使っていたところ、以前は多くしていたドリュガッサポリ2選出やドリュマンダミミッキュ選出をすることがかなり減り勝率も下がっていた。そして逆にその分ゲンガッサポリ2選出が多くなっていたため、一度上の構築を解散して再びゲンガッサポリ2の三体を軸に組みなおすことにした。

まずは上の構築で苦手としていたギルガルドやカバカグヤのようなサイクルに強く、ドリュウズを抜くことで対応しづらくなったガモスやリザに耐性を持っているヒードランの採用をすぐに決めた。

しかし残り2枠で非常に悩み、求める条件は

・電気(特にコケコ)の一貫切り

ジャラランガの一貫切り

・構築全体で重い水(特にレヒレ)に強い

・最低限のサイクルも対面的な動きも可能

・ゲンガーをエースとする上でシナジーがある

バシャーモに後投げできる

であった。

色々考察した結果、電気の一貫切り以外を可能とする耐久に厚い電磁波ミミッキュと、レヒレ入りの構築にサイクル負けしづらく、コケコに強い霊獣ボルトロスを採用して一旦構築の完成とした。

しかし実際にこの構築で回し始めると、よくあるカバマンダ構築への勝率が悪く、その原因を考えたところ、ボルトロスギルガルドに弱めであるからだと思ったため、似たような役割を持ちつつガルドにも強いニドクインを採用した。

 

【個別解説】

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HD:身代わりがC73ドヒドイデの熱湯を最高乱数切り耐え(94%)

S:最速

C:H151-D150カプ・レヒレをヘドロ爆弾で高乱数1発(87%)

 

ドヒドサイクルにより安定させるため、前回の構築から少し調整に変更を加えた。それ以外はいつも通り。

 

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HB:A197メガメタグロスアイアンヘッドを超高乱数3耐え(99%)

      A216メガボーマンダの捨て身タックル高乱数2耐え(97%)
HD:C200カプ・テテフのPFサイコキネシス高乱数2耐え(97%)

      C147カプ・コケコのEF珠10万ボルトを確定2耐え
S:麻痺した最速100属抜き

 

いつもの。

 

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HB:A233メガバシャーモフレアドライブを最高乱数切り耐え(94%)

HD:C191メガゲンガーシャドーボールを高乱数耐え(88%)

      C161カプ・レヒレハイドロポンプZを確定耐え

A:余り

 

対面・サイクル・詰め・サポートのどれも行える万能ポケモン

この手のミミッキュは電磁波の枠の候補が色々あるが、今回はより強いストッパー性能を得られ、ゲンガーや後述するキノガッサと相性のいい電磁波を採用した。

試合展開によって役割が変わり続けるポケモンなので、皮を極力破らないよう立ち回るのが大切である。

 

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HB:ポイヒ回復2回込みでA182ガブの逆鱗を2耐え(99%)

      A207ギャラドスのA2↑氷の牙を高乱数耐え(82%)

      身代わりがA165ランドロス地震、とんぼ返りを確定耐え
HD:C192ルカリオのラスターカノン高乱数耐え(82%)
A:H212-B121メガガルーラを気合パンチで確定1発

   H155-B171メガメタグロスを気合パンチで高乱数2発(95%)
S:速めの50族抜き、無振りメガハッサム抜かれ

 

これまたいつもの。

 

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HB:A216メガボーマンダの捨て身タックルを確定耐え

HD:C171ギルガルドシャドーボールを高乱数3耐え(97%)

      C222ギルガルドシャドーボール確定2耐えきのみ確定発動

C:H146-D95カプ・コケコを大地の力で確定1発

    H171-D110メガボーマンダを冷凍ビームで最低乱数切り1発(93%)

    H167-D171ギルガルドを大地の力で確定2発

S:麻痺した最速130族抜き

 

恐らく地雷だと思われるニドクイン

役割上HDドリュウズでも良いと思われるかもしれないが、あえてニドクインを選んだ理由は、ボルトロスに明確に強い点と、見た目上ボーマンダに強い点などがある。

ボーマンダに見た目上強いお陰でボーマンダ対面でステルスロックを撒け、のちのサイクルでHDであろうが関係なくポリ2後投げで対処できるようになる。

技構成はポリゴン2ボーマンダに勝てるようにステルスロック、交換読みでカバやマンダなどに押せる冷凍ビーム、ギルガルドやコケコにしっかり勝てるように大地の力までを確定で採用した。ラスト一枠はキノガッサのみがまもと相性が良く誘うポリゴン2などに入れることのできる毒毒や、カバマンダガルドにより強く出られるようカミツルギを倒せる火炎放射、重いレヒレへの打点となるヘドロウェーブなどで迷ったが、少ないHPでもギルガルドに勝て、大地の力読みで出てくるボーマンダにステロダメを回復させない挑発を採用した。

数値が控えめでピンポイントな役割のため選出率は低かったが、選出した時はかなりの活躍をした。

 

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H:16n+1最大(残飯効率)

S:最速テッカグヤを意識したポケモン抜き

D:余り

 

ゲンガッサポリ2の弱点をかなり広く補ってくれるポケモンとして採用した。HS穏やかヒードラン

しかし実際はリザは受からないし、水に大きく隙を見せるしで全然活躍しなかった。

 

【最後に】

ドランの解説で書いたように水がきついし受けたいのが受からんから使うのをやめた。ニドクインはそこそこ強かったからマンダガルドとかと合わせて使いたい。

 

【おまけ】

ニドクインを採用する前に使ってたポケモン

 

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HB:A216メガボーマンダの恩返しを高乱数2耐え(83%)

HD:C147カプ・コケコのC1↑めざ氷を高乱数2耐え(95%)

C:H149-D107カプ・コケコをD1↑へのヘドウェ+D2↑へのヘドウェで超高乱数(99%)

S:最速テッカグヤ抜き

 

ヒレに後投げできて電気の一貫切れてカバマンダに強そうなポケモンを探した結果生まれた控えめHDレボルト。

コケコに対して後投げしたターンに瞑想されても勝てるように調整した。「後投げした後瞑想をもう一度積まれたら勝てないのでは?」と思う方もいると思うしそれはその通りなのだが、実際の対戦だとコケコ側は1瞑想のめざパ氷2発で倒せるため余計に積む必要はないと判断するので、もう一度積まれることはなく勝てるようになっている。

なぜ不採用にしたかというと、ガルドが受からなかったから。強そうなので条件が合ったらまたいつか使ってあげたい。