【S11-2000達成】ゴリランドゲンガー
どうもこんにちは、ヒヒダルマのことを一層好きになったぬまゴリラです。自身初となるヒヒダルマ入りでの2000達成をすることができたので紹介したいと思います。
【採用順・理由】
単純に使いたかったというのと、グロス軸やその他有象無象の構築に対して火力で雑に通せそうだと思い採用。
ヒヒダルマの低耐久では素で繰り出せないことが懸念されたため、クッションかつ後攻蜻蛉返りができるポケモンとして採用。
③ゲンガー
ヒヒダルマを通す上で障害となるボーマンダやカプ・レヒレなどのタイプ受けをキャッチして処理、またはフレドラ圏内に入れることができるため採用。
ヒヒダルマの苦手なポリゴン2やカバルドンなどの高速回復技持ちの数値受けの崩しや、先制技に弱いゲンガーやヒヒダルマのサポートにもなるため採用。
ここまで決めて、上記4体からランド@2を基本選出とすることにした。
ここから残りの@2に求める役割は
・カバマンダに強い
・テテフがメタグロスと対面した際の引き先
・鋼枠
・ゲッコ受け
であったため以下のポケモンを採用した。
トリックルームを持たせることでカバマンダやゲッコに強く出られて、テテフともかなり相性が良いため採用。
鋼枠でグロスの引き先になり、有利対面を取った後に炎や地面引きなどを許さなかったりトリル下でエースにもなれるようゴーストZを持たせて採用した。
以上のようにして構築が完成した。
【個別解説】
HB:A191メガマンダの恩返しを高乱数耐え(82%)
A207フェローチェのドリルライナー確定耐え
A143ミミッキュのA2↑影撃ちを高乱数耐え(82%)
C:H155-D126ミミッキュをシャドーボールで高乱数1発(87%)
S:最速
最速を取りつつ火力と耐久を欲張ったゲンガー。
テテフランドゲンガーに入っているゲンガーは滅び型がテンプレであるが、今回はマンダやレヒレが役割対象であるためフルアタとした。
この調整は数シーズン前に考えたものであるため今の環境にあってないように感じたが、フェローチェやミミッキュに安定するため火力不足を感じつつもこの調整で使い続けた。
HB:A156ミミッキュのA1↑ミミZを確定耐え
HD:C147カプ・コケコの珠マジシャを高乱数2耐え(17%)
A:H167-B170ギルガルドをA1↑地震で高乱数1発(87%)
S:準速60抜き、S1↓最速ガブ抜き
この構築の最も大事な枠。このポケモンのおかげでHP満タンの状態なら色々耐える調整をされたテテフや耐久値の低いダルマやゲンガーを安全に無傷で繰り出せる。
この手のランドロスはSを振るどころか少し下げることがほとんどであるが、増えているように感じた毒みがガルドのSラインが正確にわからなかったのと、ビルドアップを採用しているため岩封を入れた際に抜ける範囲がそのまま起点にできる範囲となり、Sラインがかなり重要になってくると思ったためこのSラインとした。準速マンダが抜けるとなお良いためもう少しSを伸ばすならそこまでかと思う。
HB:A197メガマンダの捨て身タックルを最高乱数切り耐え(94%)
HD:C222メガゲンガーのヘドロ爆弾を最高乱数切り耐え(94%)
C147カプ・コケコの10万ボルトを高乱数3耐え(98%)
S:遅めのミミッキュやテテフ意識
高耐久の崩し、PF展開によるエースのサポート、トリルエース。
非常高い対面性能を持っているため、初手に投げても裏においてもかなり安定して仕事をしていた。
ヒヒダルマと攻撃面での補完が良いため、ヒヒダルマのとんぼ返りからの展開が決まりやすかった。
選出率は低めであったが、構築に存在するだけで鋼を強く誘うため代わりも効かず、最後まで採用していた。
A:H196-B156ランドロスをA1↓フレアドライブで確定3発
H191-B144ポリゴン2@進化の輝石をとんぼ返り+フレアドライブ2発で超高乱数(99%)
HB:A197メタグロスのアイアンヘッドを超高乱数2耐え(99%)
HD:C222メガゲンガーのヘドロ爆弾を確定耐え
S:最速
今回の構築のスタート。最初はネタで採用したのに普通に強かったため長々と強い点を書く。
まずはとんぼ返りによるサイクル破壊性能。フレアドライブの火力指数が特化メガバシャのフレドラより強く特化マンダの捨て身より少し弱いくらいなので、耐久調整をしているポリゴン2やロトムなどに本来受け切られてしまうのだが、とんぼ返りによって僅かな削りを入れることで2サイクル目に受けを成り立たなくさせることができる。数値受けでダルマを受けてくる構築に対しては、たった1サイクルで一貫が取れるため非常に通しやすい。まるでとんぼ返りを覚える物理版カプ・テテフのような使い勝手であった。
次に絶妙なSライン。最速を取っていることでスカーフ持ちの多い準速テテフやランドロスの上から動いたり、準速100族を抜けていることからウルガモスなどを後投げから処理できたりしていた。このおかげでウルガモスが止まらない状況がなくなったり、バシャナットサイクルのナット対面でフレドラの選択が安定となったりして非常に扱いやすかった。
またこの構築においてはゲンガーとの攻めの補完が非常にいい高速のとんぼ返り持ちエースとして機能した。
弱点は勿論低耐久であるという点であるが、ランドロスの後攻蜻蛉からしか展開しなかったので実質無敵であった。反動がゴリゴリ入るので極力HPを残せるような立ち回りをすると良い。
本当にネタでもなんでもなくただの強いポケモンだと感じたので、もう少し使われても良いように思う。
HB:A191メガマンダの恩返しを超高乱数2耐え(99%)
HD:C200カプ・テテフのPFサイキネを高乱数2耐え(97%)
C:H159-D124メガゲンガーをシャドーボールで確定2発
基本選出が通せなさそうな時に裏選出の軸として機能する。
だいたい初手に出して荒らせるだけ荒らしてから死ぬ間際にトリックルームを貼って退場する。シンプルに対面性能が高く非常に使いやすかった。
瞑想コケコが増えていたように感じたので10万ボルトは恩返しに変えるべきだった。
(サブロムでは毒毒→聖なる剣)
裏選出のトリルエースの一体。
雑に火力で崩せる場面も多くシンプルに強かった。サブロムで聖剣を使っていた理由であるが、バンギラスが重かったり、ゲッコウガへの打点や身代わりポリ2に起点にされないようにしたかったからである。毒毒よりは押す回数がかなり増えたが、このせいで負けた試合もあったので難しいところであると思う。
【選出パターン】
・ゴリランドゲンガー
基本選出。よっぽどきつい並びでない限りこの選出をする。
立ち回りとしてはゴリランドの蜻蛉帰りで相手の選出を見つつ、ゴリラとゲンガーのどちらのエースを通すか、また削り役にするかのプランを立ててそれを通す。
影踏み持ちのゲンガーを繰り出しやすい選出のため立ち回りやすかった。
・ポリテテフガルド
初手ポリ2で対面のポケモンに通る技を押してトリックルームを展開し、裏でゴリ押して勝つ。
カバマンダやカバリザのような、主にカバ入りの構築に出した。
ほかの選出もしたが主にこの二つであったため割愛。
【苦手なポケモン】
ヒヒダルマのゴリ押しも効かずゲンガーも気合玉を当てなきゃならないためめんどくさく辛い。
・ベトン入りサイクル
ゲンガーが機能しなくなるためきつい。だいたい裏にはゴリラ受けもいるため崩せない。
【最後に】
S11お疲れ様でした。今期は非常に勝ちづらく2000達成が苦しいシーズンに感じました。そんな中シーズン中終盤に19-4の好戦績で1870くらいから2000を達成できたので非常に嬉しかったです。
しかしレートがそこそこ高くても色々な立ち回りをする人がいるので、相手の立ち回りに依存しやすいこの構築で勝ち続けることは非常に厳しいように感じ、途中で解散しました。対面操作構築はどうしてもこの傾向が強いと思うのですが、ハマった時の爆発力が凄まじかったので、またヒヒダルマを使いたくなった時にこの構築を改良して使いたいです。
またQRも公開してるのでヒヒダルマを使ってみたい方がいらっしゃれば是非使っていただけたらなと思います。Pokémon Global Link
最後まで読んでいただきありがとうございました!
↓今期使ったもう一つの構築です
↑2000達成と19-4の証拠