【S7-2000達成】はじめてのかばまんだ

 

どうもUSMでもなんとか2000まで来れたぬまゴリラです。前期ゲンガッサポリ2でそれなりの結果を残せたので、今期はその並びを使わずに2000達成することを目標としました。実際に達成することができたのでその構築を紹介します。

 

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前期ギミックに対する対策が薄かった反省と、相手にしたらいつもボコボコにされるのろっきゅマンダを使ってみたいと思い構築を組み始めました。 

のろっきゅやスカゲッコで数的有利を取りながらサイクルを回して勝ちます。

 

【採用順・理由】

①のろっきゅマンダ 

使って見たかったため。初手ミミッキュで呪い展開をして相手のポケモンを全体的に削り、マンダの一貫をとるという並び。

カバルドン

のろっきゅマンダで重いメタグロスボーマンダ受け、見た目の電気の一貫切りのために採用。

③カプ・コケコ

ここまでで耐久水やテッカグヤ、サンダーが重く、高速回復技持ちでそれなりの耐久があったため採用。

ゲッコウガ

新登場したサイクルキラーであるアーゴヨンが重かったため、ストッパーとしてスカーフで採用。

ナットレイ

アーゴヨンとよく一緒にいるギャラドスに後投げでき、カプ系やミミッキュに対してより厚くするために採用。

 

 【個別解説】

 

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ボーマンダ@メガ   陽気   威嚇→スカイスキン

   197(212)-174(68)-151(4)-×-113(20)-182(204)

   羽休め/身代わり/龍の舞/捨て身タックル

 

HB:A197不一致A1↓岩石封じを身代わりが確定耐え

HD:C209不一致めざパ氷を最高乱数切り耐え

S:最速ジャローダ抜き

A:捨て身タックルでH177-B161メガハッサムを確定二発、H135-B101メガゲンガーを確定一発

 

ミミッキュの呪い展開から繋ぐエース兼サイクル要員。

呪いダメを稼ぐため身代わり型で採用した。恩返しではなく捨て身タックルを採用している理由は足りない火力をごまかすためである。

数値が頭おかしいくらい高く、色々な攻撃を耐えて強引に起点にしたりすることができたため、安定感が凄かった。

 

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カバルドン@ゴツゴツメット   腕白   砂起こし

   215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67

  怠ける/欠伸/氷の牙/地震

 

HB:ぶっぱ、A156ミミッキュZを確定耐え

HD:C209不一致めざパ氷を中乱数二発

 

優秀な物理受けである普通のHBカバルドン

この型がやはり一番選出しやすく安定感があった。テンプレは偉大である。特に言うことはない。

 

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ミミッキュ@ゴーストZ   陽気   化けの皮

   131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)

   身代わり/呪い/痛み分け/シャドークロー

 

A:ぶっぱ、シャドークローの圏内を広げるため

S:ぶっぱ、上からはめる範囲を広げるため、初手の最速襷テテフ意識

H:余り、奇数

 

初手要員。耐久型の後投げに合わせて身代わりを貼り、呪い痛み分けで嵌める。

ゴーストZ型で採用した理由は、シャドークローと呪いのどちらにも乗せることができるからである。呪いZは、痛み分け回復でHPを半分以上にできず相手に呪いが入ってない状況で、シャドクロZは、耐久鋼や耐久毒を呪いで削った後やゲンガー対面で使った。他の持ち物の採用が考えられないくらい強かった。

相手がバトン構築やオニゴーリ入りであった場合は後続に置くようにし、試合の運び方をしっかりイメージして選出するように心がけた。

 

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 カプ・コケコ@デンキZ   臆病   エレキメイカ

   167(172)-×-105-115-113(140)-192(196)

   羽休め/毒毒/マジカルシャイン/10万ボルト

 

HB:A197不一致地震最高乱数切り耐え

HD:ダウンロードでA↑調整、C156一致ハイポンZを高乱数耐え、C172ポリゴン2のトライアタック確定2耐え

S:最速ゲッコウガ抜き

 

ヒレに後投げを安定させたいが為に生み出されたHDに厚いコケコ。ポリ2やレヒレ絡みのサイクルを毒で崩す。

C実値だけ見るとかなり貧弱に見えるが、エレキフィールド下での電気技の火力はCぶっぱロトムと同じでなので、火力なさすぎて萎えるようなことはなかった。

今回の調整はHD寄りとなっているが、テッカグヤのヘビボン二発が受からないため、HBに厚めの型を考えてみるのもいいかもしれない。また、サザンドラ等に打点を持つためマジシャを採用したが、それが気にならなければ瞑想レヒレにより強い物理型であったり、毒と相性のいい身代わりを採用するのもアリ。

実はこのコケコを思いついて育成したのはS4の頃で、ずっと使っていたがなかなか結果を残せなかったので、今回やっと記事に書けたのが素直に嬉しい。

 

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ゲッコウガ@拘りスカーフ   無邪気   変幻自在

   153(44)-121(44)-96(68)-136(100)-81-191(252)

   とんぼ返り/岩雪崩/冷凍ビーム/ダストシュート

 

HB:A182テクニガッサのマッハパンチを最高乱数切り耐え≒A182ガブリアスの逆鱗最高乱数切り耐え

HD:C196アーゴヨンヘドロウェーブ最高乱数切り耐え

A:H175-B95カプ・テテフをダストシュートで最低乱数切り確定一発、H175-B112メガリザードンYを岩雪崩で確定一発

C:H149-D93アーゴヨンを冷凍ビームで確定一発

 

序盤は初手に出して不意に一体処理したり、とんぼ返りから有利対面を作る。中終盤はストッパーをしたり、抜きエースになったりする。今回の便利枠。

技構成に関して、今回はリザードンYが重かったため岩雪崩を採用したが、ヒードランやバシャに対しての打点となる水技、ギルガルドやゲンガーへの打点となる悪の波動、鋼への打点となるけたぐり、ギャラやスイクンへの打点となる草結びなど色々候補があった。技スペが無限に欲しいと思った。

おそらく一番選出した。そのくらい使いやすかった。

 

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ナットレイ@食べ残し   呑気   鉄の棘

   181(252)-114-188(156)-×-149(100)-22

   守る/宿り木/タネマシンガン/ジャイロボール

 

HB:A207メガギャラドスのA2↑地震を残飯込み高乱数2耐え

HD:C200カプ・テテフの眼鏡サイキネを確定2耐え

 

運負けしやすい点や、ドヤ読みされやすい点を除けば、最強だと思えるほどの性能を持っているポケモン

最後にこのポケモンを採用したが、かなりぴったりで急に構築の安定感が増した。

高速回復技のない耐久ポケモンであるため、このポケモンを使うコツは、見れる範囲が広いからといって仕事を与えすぎないことだと感じた。

 

【選出パターン】

・ミミマンダ@1

 構築段階で想定していた一番通したい選出。

マンダ受けとミミッキュ受けが被っている構築、受けループを含む受けサイクルにこの選出をすることが多かった。

@1は何が多いわけでもなく、ミミマンダで対応できないポケモンのケアができるポケモンを選出していた。

 

・ゲコナット@1

初手のゲッコで不意に一体を処理するかとんぼ返りで有利対面を作り、サイクルを回すことで勝つ選出。対面構築や積みサイクルに対してはこの出し方。

この選出も@1はサイクルを崩されにくいポケモンを選出することが多かった。

この選出パターンが一番多かった。

 

・ミミゲッコ以外から@3

3匹とも受け駒で選出するパターン。受けてるだけで勝てそうなときにこの選出をした。一番安定感のある選出。

 

 【きついポケモン・並び】

 ・パルシェン

この構築の鋼が氷等倍であるため単純に通りがいい。ナットレイで削りながら切ってスカゲッコで処理するパターンが多かった。割と勝ててた。

 

ニドキングニドクイン、両刀バシャ

範囲の広い高火力ポケモンは、ミミッキュで対面的に処理するしかないため辛い。しかし、ほとんどマッチングしなかったため問題なかった。

 

ハッサム

今回の構築で一番きつかったポケモン(しかもちょっと流行ってた)。立ち回りをめっちゃ頑張って上手いことマンダと対面させるしかなかった。ほとんど勝てなかった。

 

ギルガルド

今回の構築で二番目にきつかったポケモンミミッキュで身代わりを使って頑張るか、ナットで地道に削るしかなかった。

 

アーゴヨン

ゲッコ絶対選出になるのがしんどい。ゲッコを後投しなきゃならない場面があるのだが、読まれると死ぬ。

 

ハッサムがガチで無理な以外はそんなにきつい相手はいなかったから良かった。

 

【最後に】

今シーズンはUSM最初のシーズンということでしたが、新登場したポケモン(特にアーゴヨン)を中心に高速で環境が変化しててかなり面白かったです。

今回の構築は第7世代で初めてポイヒガッサを使わずに2000に行けた構築、それも変態型らしい変態型もないまあまあ綺麗な構築に仕上がっていて個人的には自信作なので満足しています。

まだレートは潜りますが、ガチでいい構築ってのができてないので目指せれば上行くくらいの感じで頑張りたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました〜!

 

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【S6-最高最終2124&終盤トップ2独占】ボリュッキュキノポリンガー

 

どうもこんにちは、ぬまゴリラです。今期はSM最終シーズンということで、自分がずっと使い続けていて最も得意としてる並びであるゲンガッサポリ2を使って絶対に結果を残したいと思い構築を組みました。

 

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前シーズンまではゲンガッサポリ2の並びで弊害となってくるバシャテテフをしっかりとした受けを準備することで対策していたのですが、受け一本ではどうしても読めない地雷型であったり、対策し切れない崩しにやられたりと勝ち切れなかったところがありました。

そんなわけで今期は、そもそも苦手なバシャテテフのような有限サイクルは受けるよりも殴ることで対策するということを意識しました。

 

【採用順・理由】

①ゲンガッサポリ2

使いたいため採用。簡単に説明するとポリ2とキノガッサで状態異常を撒きながらサイクルを回し、隙を見てゲンガーで高火力を押し付ける並び。

ミミッキュ

個人的にミミッキュの入ってない構築に強さを感じないのと、上記三体の並びできついバシャテテフや積み展開に対して強いため採用。

メガマン

バシャに強く、通せると強い優秀な物理アタッカーであるため採用。

ドリュウズ

構築に一体は欲しい電気の一貫切りができ、ステルスロックを撒け、そしてゲンガッサポリ2の苦手なカプ系やミミッキュに強いので採用。

 

【個別解説】

 

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ボーマンダ@メガ   意地っ張り   威嚇→スカイスキン

   171(4)-216(252)-150-×-110-172(252)

   龍の舞/空元気/地震/捨て身タックル

 

A、S:ぶっぱ、抜き性能を落としたくなかったため

H:余り、奇数

 

抜きエース①。しようと思えば無理矢理サイクルもできる。

高速高火力高耐久の全てを持ち、幾多のeasy winを生み出したポケモン。羽休めを切った物理マンダやA特化マンダは読まれづらくかなり通りが良かった。微火力恩返し読みで耐える前提の行動をしてくる相手に対してかなり強かった。例としては、ステロ+A1↑捨て身でH175-B100レボルトを超高乱数一発、H177-B183レヒレを中乱数1発で処理できる。

羽休めを切っていることについてだが、一度積めば全抜きorかなりの負担をかけれるようにASとしている、つまり羽で粘って何度も舞うことをせずとも1舞で十分な火力が出るため羽休めは不要であった。代わりに空いた枠に、鬼火で火力を削がれることを嫌って空元気を採用した。空元気は、捨て身タックルでは過剰火力な時や、反動を受けたくない時にも使いやすかった。いかにも鬼火撒いてきそうなポケモンの前で舞い、easy winってパターンがよくあったので空元気の採用は大正解であったと言える。

 

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ドリュウズ@気合の襷   陽気   型破り

   185-187(252)-80-×-86(4)-154(252)

   ステルスロック/岩石封じ/アイアンヘッド/地震

 

A、S:ぶっぱ、襷を持ってるため

D:余り、コケコ、テテフに気持ちだけでも強くするため

 

積み軸で選出する時の初手要員。

この構築のガッサはゲンガーが絶対無理なので、そこに対して選出抑制できる枠。マンダが意地っ張りであるためジャローダを抜いていないが、こいつが型破り持ちであるおかげで岩石封じでSを下げることができるのも強かった。ガッサとの補完がかなり良く、採用した時には思いもしなかったほど活躍した。とりあえずのステロ要員としてめちゃくちゃ初手に出した。

 

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ミミッキュ@ゴーストZ   意地っ張り   化けの皮

   131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)

   剣の舞/影打ち/シャドークロー/じゃれつく

 

A、S:ぶっぱ、振らなきゃ火力が低かったりミラーで上を取られて負けるのを嫌ったため

H:余り、奇数

 

抜きエース②。

普通すぎるASゴーストZミミッキュ。もともとは剣舞イカサマ耐え調整でカバやポリ2を倒す挑発持ちフェアリーZを使っていた。しかしこの型を使っていたシーズン中盤は、ミミッキュのフェアリーZは読まれやすくて使いづらかったので、ミラーに強く単純に通りのいいこっちの型に変更した。この変更によって、もともと重かった炎や鋼に強くなったのは良かったが、ドリュミミマンダの積み選出がしづらくなったので一長一短であった。

 

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キノガッサ@毒毒玉   腕白   ポイズンヒール

   163(220)-151(4)-145(252)-×-81(4)-94(28)

   守る/身代わり/キノコの胞子/気合パンチ

 

HB:ポイヒ回復2回込みで陽気ガブの逆鱗2耐え

HD:C192ルカリオのラスターカノン高乱数耐え

A:H212-B121メガガルーラを気合パンチで確定1発

S:速めの50族抜き、無振りメガハッサム抜かれ

 

起点作り、抜きエース③、サイクル要員。

いつも使っているサイクルガッサ。まもみが胞子でなされる永久回復と耐久値によるサイクル性能、後攻胞子による起点作りとサイクル負担軽減、ポイヒガッサ持ち前の抜き性能、全てを持ってる最強のポケモン

普通のポイヒガッサと違いHPを減らさずフィールド枯らしをできる。これにより本来不利であったコケコ入りのサイクルを相手にする時も有利に立ち回れる。あと普通のポイヒガッサでは勝てないナットレイにも勝てるようになるため雨パなんかには余裕の3タテをかました。砂にも強い。相手のガッサにも強い。毒ガルドやグライオンにはPP枯らしを仕掛けられるので、無理をせずとも裏込みで勝てる。

ゴーストタイプ(特にメガゲンガー)は絶対倒せないので、メガゲンガーとは対面させないように、それ以外には処理されず胞子を入れられるように立ち回る必要がある。

 

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 ポリゴン2@進化の輝石   図太い   アナライズ

   191(244)-×-143(156)-126(4)-125(76)-84(28)

   自己再生/電磁波/冷凍ビーム/イカサマ

 

HB:A216メガボーマンダの捨て身タックル超高乱数2耐え

HD:C200カプ・テテフのフィールドサイコキネシス高乱数2耐え

S:麻痺した最速100族抜き

 

サイクル要員。

ガッサゲンガーの苦手なメガマンダやミミッキュに強く出られるポケモン。また、キノコの胞子が通らない相手に対して麻痺を撒いてゲンガーで処理しやすくする役割もある。毒毒でなく電磁波なのはバレルやバナに通り、ドランやガルドの後投げを気にしなくて良いためである。

アナライズなのに電磁波持ちなのは変に見えるかもしれないが、電磁波を撒きたい相手(ミミッキュ、リザY)にはアナライズ補正を入れるよりも上から受け切りたく、アナライズ補正の欲しい相手(ガブ、ゲンガー、マンダ)には電磁波が入らなかったり、そもそも電磁波が撒けても上を取れないので問題なかった。

今期も無難に強かった。

 

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ゲンガー@メガ   臆病   呪われボディ→影踏み

   135-×-101(4)-222(252)-115-200(252)

   身代わり/祟り目/ヘドロ爆弾/気合玉

 

C、S:ぶっぱ、調整の甘えたフェアリー勢を処理するため

B:余り(コケコのメガネボルチェンの最高乱数で処理されるためD振りの方がいい説ある)

 

サイクル要員。

受けルに強い身代わり3ウェポンゲンガー。キノガッサの苦手なレヒレや草タイプをキャッチして処理したり、状態異常をばら撒いた後に全抜きエースとなる。HBポリ2をヘド爆+気合玉で処理できるのも強かった。

状態異常は裏で撒くのでこのポケモンには採用してない。ガッサゲンガーの並びは実質技スペ5つのキノコの胞子ゲンガー。弱いわけがない。このポケモンもやっぱり強かった。

 

【選出パターン】

・ゲンガッサポリ2

サイクル選出①。ガルーラ軸、低火力無限サイクル(受けルっぽいやつ)、とんぼるサイクルに対してこの出し方をする。ガルーラ軸には初手ガッサを確定で出していたが、他の相手には刺さってるやつから出した。

ガルーラ軸はガルーラを処理できれば勝て、とんぼるにはガッサで有利対面を作れれば勝てた印象。低火力無限サイクルに対しては鬼のように強い。

この選出ができる相手には大体勝ってた。

 

・ドリュガッサポリ2

サイクル選出②。ゲンガーを出さずともキノガッサが身代わりを残せれば十分全抜きが可能である時にこの選出をする。ゲンガッサポリ2選出よりもコケコとテテフ、ミミッキュにずっと厚くなる。

先にステロを撒き、キノガッサで嵌めることで、相手のフィールド張り直しの交換やとんぼるの際にステロダメージが入る。このおかげでかなり楽に試合を運べることが多かった。

 

・ドリュマンダ@1

積み選出。単純に殴ってれば勝てそうな時この選出をした。

@1は基本的にミミッキュであったが、カバやポリ2入りであったりガッサが有利対面を取れれば3タテできそうな構築であればガッサだったり、ゲッコウガがうまく処理できるか自信がない時にポリ2になったりした。

初手は基本的にはドリュウズであるが、ガルーラ軸にどうしてもこちらの軸でいかなければならない場合は初手にガッサを置くこともあった。

 

・ガッサポリ2マンダ

サイクル+積み選出。上記のどの選出でも出せない並び(例:バシャ+マンダ+ポリ2)が相手にある時にこの選出をする。

ポリ2ガッサのサイクルで相手を疲弊させて、サイクルのどこかで起点を作りマンダで全抜きする。

どちらかといえば例外的な選出なのであまり出すことはなかった。

 

その他の選出をすることもあったが、ほとんどなかったため省略。

 

【きつい並び】

 ・呪いミミッキュ

ドリュウズを選出しなかった場合にこのミミッキュをポリ2一体で相手することになるのだが、この時普通にミミッキュにポリ2を崩されて、裏の物理アタッカーを通され負ける事になる。というかそもそも全員のろっきゅに嵌められて負ける。地味に流行っていたのでしんどかった。

 

・崩しガブ、崩しランド

サイクル選出をした場合、本来ならポリ2とガッサの役割対象であるはずなのに、逆に狩られてしまう。

この構築にこの二体はよく出てきたため、これらのポケモンには極力不利対面を取らないように立ち回っていた。

 

パルシェン

襷で考えると対面から勝てるポケモンがポリ2しか存在しないため、ステロを絡めてドリュウズを切りながら岩石封じを入れ、上からゲンガーで処理するくらいしかなかった。選出を縛られるのが一番きつかった。

 

・ガッサの役割対象とゲンガーの並び

例を挙げるとすれば、カバカグヤゲンガーみたいなやつ。カバもカグヤもガッサじゃないと処理が難しいが、ガッサはゲンガーにキャッチされると何もできずに処理されてしまう。

マンダとミミッキュで押せ押せな感じに攻めると勝てることがあった。

 

・バトン構築

特定の対策は全くしてないので、かなりきつい。

しかしバシャバトンであればバシャ対面マンダで舞いまくったり、イーブイバトンであればイーブイになんとかゲンガーを合わせて気合玉で処理したり、バトン先にミミッキュのゴーストZぶつけたりで無理やりなんとかしてたのだが、正直怪しい。

 

・滅びゲンガナンスポリ2

ゲンガナンスにはミミッキュを出したいのだがポリ2に完全に止められ、ポリ2にはガッサを出したいのだが全く刺さってないのできつい。

滅ばれてる間にポリ2で電磁波をばら撒いてゲンガーでなんとかしてた。意外となんとかできてた。

 

オニゴーリ

 積み選出をほぼ強要されるため嫌だった。

ステロ+マンダの捨て身やミミッキュで剣舞積みまくってZ+かげうちでの処理が多かった。

 

ビビヨン

全く対策をしてないので、上手いことステロを撒いて先に展開するしかなかった。

 

まとめるとギミック構築がきつかった。

 

【最後に】

本当にSMお疲れ様でした。

今期はSMでの最高レートを大きく更新できたり、終盤にトップ2を独占したりと、個人的にはかなり満足のいく結果を残せてかなり嬉しかったです。しかし、かなり自信のある構築だったので、もう少し上に行けたらなぁとも思っています。少しの心残りもないようにUSMではもっと上を目指して頑張っていきたいと思います。

SMでの初2100を応援してくれた方や対戦してくださった方々は本当にありがとうございました。

 

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【S6-序中盤使用】ガルミミ対面構築・改

 

どうもこんにちは、受け構築ばかり使ってるのにたまに上から殴り倒す構築を使いたくなるぬまゴリラです。今期も今言ったように上から殴る構築を使いたくなったので、自身がS4で使った対面構築(http://numagorira.hatenadiary.jp/entry/2017/06/13/180534)を改良して使いました。

 

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S4で使った元構築は、ゲンガルミミと弱保レヒレがかなり使いやすかったのですが、マンダ軸とカバが結構重いという弱点を抱えてたので、ゲンガルミミレヒレを残して残り2枠で弱点を補えるように組みました。

元構築と同様に、ゲンガーかレヒレを初手に置き数的有利か起点作りをして裏を通していきます。

 

【個別解説】

 

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ガルーラ@メガ   意地っ張り   肝っ玉→親子愛

   191(84)-187(196)-101(4)-×-113(100)-136(124)

   グロウパンチ/不意打ち/炎のパンチ/捨て身タックル

 

HB:A182ガブのZ逆鱗確定耐え

HD:C147カプ・コケコZ10万ボルト最高乱数切り耐え

A:H135-B101キノガッサを炎のパンチで高乱数一発

S:最速70族抜き抜き(なるべく多くの相手の上を取るためメジャーな調整+1)

 

元構築と何も変わってないガルーラ。やはり圧倒的な崩し性能があり使いやすかった。

S4の頃とは違い準速レヒレが一定数いるためSラインを上げるか迷ったが、言うてそこまで数がいないのと勝てずとも十分な削りを行えるため変に調整を崩さず使い続けた。

 

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ガブリアス@地面Z   意地っ張り   鮫肌

   195(92)-178(92)-117(12)-×-129(188)-138(124)

   剣の舞/岩石封じ/炎の牙/地震

 

HB:A156ミミッキュのじゃれつく+影打ち高乱数耐え

HD:C200カプ・テテフムーンフォース最高乱数切り耐え

S:準速85抜き

A:余り

 

新しく入った枠①。詳しくは後述するが、ミミッキュの型を変えたせいでバナカグヤレヒレのような並びを崩すのが微妙にきつくなったためそこを不意に崩すための地雷ガブ。

やることはZ霊獣ランドロスでも良さそうではあるが、ランドとは違い炎打点を持っていたり、Zが読まれづらかったり、テテフを誘い殺せると言う利点がある。

ガブのSを落とすのは怖かったが、役割をはっきりさせて採用したためかなりうまく機能した。

 

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ゲンガー@気合の襷   無邪気   呪われボディ

   135-86(4)-80-182(252)-85-178(252)

   凍える風/不意打ち/シャドーボール/ヘドロ爆弾

 

C、S:ぶっぱ、襷持ちであるため調整の必要がない

A:余り、不意打ちの火力を少しだけでも上げるため

 

医大生の動画で晒された不意打ちゲンガー。S4の時と比べて襷ゲンガーが少しだけ増えたのと構築にバシャを入れたせいで襷を読まれやすくなってしまったが、それでもかなり使いやすく初手性能はかなり高かった。

性格に関して、現在襷ゲンガーはCSテテフをヘドロ爆弾で確実に処理するためなのか控えめやうっかりやが主流であるようだが、Sに補正をかけないと最速リザードンにニトチャ二回でSを一段階上昇させたまま突破されたり、ガブ対面で岩石封じを押されるとそのまま負けてしまったり、グロスが突っ張ってきた時アイヘでひるまされて無償で突破される確率が上がったりと、実は対面性能は下がるのではないだろうかと思い無邪気のまま採用した。実際Cに補正をかけなかったせいで負けたことは一度もなかったためこれで正解であった。

 

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ミミッキュ@フェアリーZ   意地っ張り 化けの皮
   159(228)-148(196)-103(20)-×-127(12)-123(52)
   剣の舞/挑発/影打ち/じゃれつく

 

HB:A207メガギャラドスのA1↑滝登り最高乱数切り耐え、アナライズA2↑イカサマ確定耐え
HD:C191メガゲンガーシャドーボール最高乱数切り耐え
A:H191-B156ポリ2@進化の輝石をA2↑じゃれつく+Zじゃれつくで確定処理
S:余り、ミラー意識(ついでに準速70族抜き)

 

S4とは型を変えたミミッキュ。その理由は重かったマンダ軸とカバに強くしたかったためである。

ABミミッキュとは違いバシャのフレドラを耐えないため、化けの皮を大切にする立ち回りをしなければならなくて難しかった。

崩し、ストッパー、Z透かしなど色々できるのに、それだけに留まらず可愛いとかもうさすが7世代の主人公だなと思った。

 

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バシャーモ@命の珠   うっかりや   加速

   155-147(52)-90-176(236)-81-128(220)

   守る/めざめるパワー氷/大文字/飛び膝蹴り

 

C:H167-D170ギルガルドを珠大文字で確定一発

S:1加速で最速ゲッコウガ抜き、2加速で最速スカガブ抜き

A:余り

 

新しく入った枠②。レボルトの代わりにマンダ軸を崩すポケモンとして採用した。

最近のバシャーモはメガばかりでめざ氷持ちが少ないため、マンダやカバでバシャーモを受けようとしてる人も多くかなり通りが良かった。

命中不安とゲンガーの襷を警戒させる以外は最高のポケモンだった。

 

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カプ・レヒレ@弱点保険 控えめ ミストメイカー

   175(236)-×-136(4)-154(196)-152(12)-113(60)

   めざパ炎/波乗り/ムーンフォース/ハイドロポンプ

 

HD:C222メガゲンガーのヘドロ爆弾最高乱数切り耐え

C:H167-D115メガゲンガーをC2↑ハイドロポンプで最低乱数切り一発

S:準速60族抜き、ミラー意識

B:余り

 

元構築と何も変わってない弱保レヒレ。Zを消費せずメガゲンガーや電気タイプに勝てるため初手から出しやすい。相変わらずハイポンは命中不安で押したくない技であるが、押す相手はリザとゲンガーとHBだとわかっているカバをワンパンしたい時くらいなのでそこまで問題なかった。

 

【選出パターン】

 ・ゲンミミバシャ

 基本選出。ゲンガーで初手数的有利を取ったり、起点を作ったりした後、裏で詰める。ゲンガーの通りがあまりにも悪いとレヒレになったり、相手にミミッキュがいたり通りが悪いとバシャがガルーラになったりする。

 

・ガルガブ@1

ガチガチの受けサイクルに対する選出。ガルーラとガブを受けるポケモンが同じであることが多い(受けルで言えばムドーみたいな)ためガルーラでそのポケモンと1:1を取った後ガブを通す。@1は崩した後に通りやすいバシャであったり、初手から微妙に削りができてガルの起点を呼ぶゲンガーが多かった。

 

これ以外の選出パターンはなかった。

 

【きついポケモン・並び】

あんまりなかった感じがする。(というのも記事書いてる現在、この構築を使うのをやめてから二週間くらい経ってるので覚えてない笑)(ごめんなさい)

まあでもあまりにもきついポケモンがいたら流石に覚えてるので、微妙にきついポケモンはいたとしても、どうしようもない並びやポケモンはいなかったはず。だいたいなんとかなってた記憶。

 

【最後に】

他のもっと強い構築ができたので、この構築を使うのをすぐに辞めてしまいましたが、この構築もかなりの自信作でした。そういう意味で結果を残すことなく使うのをやめるのは少し悲しいです。でももう一つの構築でこの構築の分もガンガン勝てるように頑張りたいと思います。

【S5-2000達成】蟹茸嵌めサイクル

 

s5お疲れ様でした。シーズンを追うごとに2000に乗るのが遅くなってるぬまゴリラです。今期はカバを呼ぶ物理アタッカー+ポイヒガッサの並びで相手を嵌めて勝とうというのを意識して構築を組みました。

 

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カバポリ2のサイクルで相手を詰ますか、アタッカー勢で全抜きして勝ちます。

 

【採用順】

①ポイヒガッサ

通せれば最強だと思ってるため採用。

②メガグロス

キノガッサの起点となるカバやポリ2を呼び、ガッサの苦手とするテテフやマンダに強いため採用。

カバルドン

上記二体で重いメガバシャーモやグロパンガルーラ、リザXに勝てて、サイクル中の削りを加速させるステルスロックを撒けるため採用。

ポリゴン2

ここまでで重いリザYを受けることが可能で、グロスと合わせてマンダの選出抑制をすることができるためHDで採用。

ウルガモス

ガルドやミミッキュに弱くなく、マンダ+鋼のような優秀なサイクルの並びを崩すことができるため採用。

メガゲンガー

重めのレヒレや崩しづらい並びを強引に崩せ、状態異常をばらまいた後に強力な抜きエースとなるため採用。

 

【個別解説】

 

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メタグロス@メガ   陽気   クリアボディ→硬い爪

   167(92)-183(140)-173(20)-×-131(4)-178(252)

   バレットパンチ/冷凍パンチ/アイアンヘッド/地震

   

H:8n-1、6n-1

B:A216霊獣ランドロス地震最高乱数切り耐え

S:最速

A、D:余り

 

ポイヒガッサと組み合わせて軸となるポケモン。構築に先制技がなかったのと環境にバレパン持ちのグロスがそこまで多くないので読まれにくく刺さると感じたため、技構成はバレパン持ちのテンプレとした。個人的に軸となるポケモンは、よっぽど汎用性がない限りテンプレ構成にするのが一番選出しやすくていいと思う。(選出率は一番低かった...w)

 

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カバルドン@ゴツゴツメット   腕白   砂起こし

   215(252)-133(4)-187(252)-×-92-67

   怠ける/吠える/ステルスロック/地震

 

HB:ぶっぱ、バシャやリザXを受けるため

A:余り(正直DとかSの方が良さそう)

 

グロスと相性のいい物理受け。グロスの苦手な炎物理をカバで受け、カバの苦手なマンダやテテフをグロスで受ける。構築単位で一体は欲しい電気の一貫切り枠も担っていて、この枠にはこのポケモンがぴったりだったと思っている。

 

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ウルガモス@炎Z  臆病   炎の体

   175(116)-×-105(160)-156(4)-125-163(228)

   蝶の舞/めざパ氷/虫のさざめき/オーバーヒート

 

H:16n-1、C222メガゲンガーのヘド爆を対面から舞えば2耐え

B:A156ミミッキュの霊Zシャドクロ+かげうちを高乱数耐え

S:最速ミミッキュ抜き、1舞後最速スカーフテテフ意識

C:余り

 

ミミッキュで止まりにくい積みエース。この構築のMVP。相手の裏を削ってこのポケモンを通す動きがかなり多かったように思う。

火力のなさに泣くことが多かったが、この耐久ありきで攻撃できてる時ばかりであったので、耐久ラインは変えずにSラインを準速ミミッキュ抜きとかに落としてCに振るのはあり。

技構成は虫のさざめきの枠が微妙で、構築単位で重めなスイクンやレヒレへの打点となるギガドレインや耐久振りの強みをより活かせる羽休めが候補であったが、クレセリアの迅速な処理や虫のさざめきがない場合にオーバーヒートを打たざるを得ないことが増えるのを嫌ったため虫のさざめきのままとした。

 

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キノガッサ@毒毒玉   陽気   ポイズンヒール

   155(156)-150-113(100)-×-80-134(252)

   身代わり/キノコの胞子/宿り木の種/岩石封じ

 

H:ポイヒ効率

S:最速

B:A177メガガルーラの捨て身タックルを超高乱数耐え

 

はいどうもいつものポイヒガッサ、と見せかけて今回はhbSの宿り木ポイヒガッサ。その理由は単純で、エースにするにはいつものHBガッサが全抜きに向いてないからである。目論見通りグロスポガッサの並びはうまく機能し何度も3タテした。やはり最強のポケモンだと思った。

技構成に関して、はめるために必須の胞子身代わりは当然採用。残りの2枠は上から嵌める範囲を広げられ無効タイプのない岩石封じ、草タイプ以外は容赦なく嵌め倒せキノガッサを要塞化させることのできる宿り木の種にした。ギルガルドで対策してる人なんかにかなり刺さった。しかしコケコレヒレがいるとかなり出しづらく、終盤にはミミロップバンギラス、トリル展開なんかも増え、構築全体で襷ガッサが重かったので悲しいことにHBポイヒガッサの方が良かったっぽい...泣ける。

調整は正直適当にしたので当然この耐久ラインが活きることはなかった。改善案は詳しくダメ計してないので実現可能な調整かはわからないが、HBをA182ガブの逆鱗耐え、身代わりがロトムのボルチェン耐え、余裕があればH振りゲンガーの身代わりを岩石封じでそこそこ壊せるくらいA振りなんかが良さそう。

 

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ポリゴン2@進化の輝石   生意気   ダウンロード

   191(244)-101(4)-111(4)-126(4)-161(252)-72

   自己再生/電磁波/冷凍ビーム/恩返し

 

H:16n-1

D:ぶっぱ、リザYを受けるため

A、B、C:余り振り分け

 

ゲンガー、テテフ、リザY、コケコなど強力な特殊アタッカーを受けきる最強ポケ。ダウンロードを腐らせずウルガモスを倒せるため恩返し採用としたが、耐久に厚い鬼羽ガモスなんかもよく見たため空元気と選択となる。

 

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ゲンガー@メガ   臆病   呪われボディ→影踏み

   135-×-101(4)-222(252)-115-200(252)

   身代わり/祟り目/ヘドロ爆団/気合玉

 

S:最速

C:ぶっぱ、調整の甘えたフェアリー勢を倒すため

B:余り(メガネコケコのボルトチェンジで最高乱数引かれたら落とされるためDの方がいい説ある)

 

いつも使ってる身代わり3ウェポンゲンガー。これにより受けル破壊が出来る。逃さず上からC222威力130の一致技放てるのはやっぱり強い。冷静に考えてやばい。

 

【きつい相手】

 

・カバ+コケコorレヒレ

コケコはHDポリ2後投げが安定するのでまあいけるけど、レヒレはやばい。特に水Zの場合一匹倒されるか赤まで削られる。

ガッサの岩封や宿り木でどれほどコケコレヒレを削れるかが勝利への鍵になってくる。

 

スイクン

単純にきつい。一応ガッサでなんとか出来ることが多いが、コケコとよく一緒にいるので倒しづらい。なんとか半分以上削りガモスの起点にして全抜きできるようにするのが一番取りやすい勝ち筋。

 

 ・リザ

Xをカバ、Yをポリ2で受ける構築なのでどちらだった場合でもいいようにどちらも選出したいが、そううまくいくことはほとんどなかった。選出段階のリザードン検定が重要となる。

 

ギルガルド

基本的に受からない。グロス軸なのに最大の欠陥である。ガルド後投げ読み地震での処理のルートとゴースト技読み→ポリ2バック、毒毒読み→ポイヒガッサバックをして最終的に嵌めて処理の怪しいルート、一体切ってガモスの起点にするルートで処理していた。意外となんとかなってた。

 

このようにきついポケモンが最メジャーポケモンとその並びであるので、そりゃ勝てんわなあって感じがした。

 

【最後に】

改めまして、s5お疲れ様でした。

今期も最終日まで構築が定まらず、2000に乗らず...てな感じで本当に苦労しました。今期2000に乗せるのは正直諦めていたため最後に乗せることができた時は本当に嬉しかったです(最終的に2000から溶かしてしまったのは内緒)。

周りの人からの刺激のおかげで楽しく、そして適度に真剣にポケモンをやれてるのだと気づけたとても価値のあるシーズンとなりました。感謝してます。

s6は早めに2000乗って余裕を持って戦えるように頑張ります。

 

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【S5-序盤使用】種族値貴族積みリレー

 

ORASの頃瞬間一位とったメガバンギ+HBポイヒガッサがまだ強いんじゃね?って思って組んだ構築。序盤に1800ちょい(確か二桁順位)行って満足したのと、サイクル欲が湧いて来て他の構築を組んだのでメモ程度に記事。

 

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ステロ撒いて数値を盾に舞って勝ち。

 

【個別解説】

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バンギラス@メガ   陽気   砂起こし→砂起こし

   175-216(252)-171(4)-×-140-135(252)

   身代わり/竜の舞/地震/ストーンエッジ

 

エース。現環境は岩の一貫があるので強そうと思ったのが構築の始まり。カバとかナットがいなかった時のこのポケモンはやっぱり強かった。

 

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ドリュウズ@気合の襷   陽気   型破り

   185-187(252)-80-×-86(4)-154(252)

   ステルスロック/岩石封じ/アイアンヘッド/地震

 

ステロ撒きの初手要員。バンドリ偽装ができるため採用。ジャロに岩石封じ入れられたり、砂を見て初手に来るロトムに強い。ミミッキュにも強いので陽気。9割初手に出した。

 

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ボーマンダ@メガ   陽気   威嚇→スカイスキン

   191(164)-165-150-×-126(124)-184(220)

   羽休め/身代わり/龍の舞/捨て身タックル

 

HB:16n-1、身代わりがA1↓ガブの岩石封じ耐え

HD:コケコのめざ氷を起点にできる

A:無振りメガゲンガーを捨て身で確1

S:最速115族抜き

 

エース2。バシャに強いため採用。いつも使ってる調整のマンダ。 やはり無難に強かった。

 

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バシャーモ@草Z   控えめ   加速

   159(32)-×-90-178(252)-91(4)-128(220)

   守る/めざめるパワー氷/火炎放射/ソーラービーム

 

C:ぶっぱ

S:2加速スカガブ抜き、1加速ゲッコウガ抜き

D:ダウンロード調整

H:余り(偶然にも16n-1)

 

Z枠。砂を見て出て来るレヒレやカバを誘い殺せるため採用。ステロ+めざ氷でカブマンダも倒せるので偉かった。構築上メガのバトンに見えるのもグッド。草Zを読まれたら降参。

 

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キノガッサ@毒毒玉   腕白   ポイズンヒール

   163(220)-151(4)-145(252)-×-81(4)-94(28)

   守る/身代わり/キノコの胞子/気合パンチ

 

HB:ポイヒ回復2回込みで陽気ガブの逆鱗2耐え

HD:C192ルカリオのラスターカノン高乱数耐え

A:H212-B121メガガルーラを気合パンチで確定1発

S:速めの50族抜き、無振りメガハッサム抜かれ

 

砂を見て出て来るテクニガッサ、カバ、ナット、ガルーラ、ガブの全てに強く、後攻胞子で起点を作れるため採用。苦手なゲンガーに対してはバンドリの並びで牽制出来てて本当に優秀な補完だった。しかし役割対象がバシャとかぶり気味で余り選出しなかった。悲し。

 

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 スイクン@食べ残し   図太い   プレッシャー

   205(236)-×-165(116)-110-135-125(156)

   身代わり/瞑想/こごかぜ/熱湯

 

H:身代わりが地球投げ等耐え

B:11n

S:最速カグヤ抜き

 

カグヤとミミッキュが微妙に重いのと、ここまでで崩せないカバマンダの並びに強いため採用。今後も隙を見て構築に投入していきたいくらい強かった。今回の収穫。

 

【選出パターン】

・基本選出

ドリュバシャメガ枠

 一番楽で強い選出。

 

・対ガルーラ軸

ガッサメガ枠@1

@1はコケコがいればドリュになったりクレセがいたらスイクンとかになる。通りがよければバシャ。

 

後は無理なやつで終わらないように選出してた。

 

【最後に】

普通に強かった。ガッサとバシャの役割のかぶりが勿体なかったので、次使うときはそこをうまく組みたい。

【s4-2ロム2000達成】状態異常サイクル

 

どうも今期もなんとか2000に乗せることができたぬまゴリラです。瞑想ラティアスの受け性能・詰ませ性能に可能性を感じて組んだ構築です。

 

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ガッサの後攻胞子で起点を作ってゲンガーで抜くか、ポリ2カグヤで受け回してじわじわ削るかして勝ちます。

 

【個別解説】

 

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ゲンガー@メガ   臆病   呪われボディ→影踏み

   135-×-101(4)-222(252)-115-200(252)

   身代わり/祟り目/ヘドロ爆弾/気合玉

 

この構築のエースです。サイクルで微妙に削れた相手を抜くためにCSで採用しました。耐久がないので状態異常技を押すターンに致命傷を受けることが多く、また技範囲が欲しかったので状態異常技は切りました。身代わり気合玉の両採用のおかげで受けループにも強くて使いやすかったです。

 

 

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キノガッサ@毒毒玉   腕白   ポイズンヒール

   163(220)-151(4)-145(252)-×-81(4)-94(28)

   守る/身代わり/キノコの胞子/気合パンチ

 

HB:ポイヒ回復2回込みで陽気ガブの逆鱗2耐え

HD:C192ルカリオのラスターカノン高乱数耐え

A:H212-B121メガガルーラを気合パンチで確定1発

S:速めの50族抜き、無振りメガハッサム抜かれ

 

僕が構築を組むと気づいたら入ってる、サイクルに参加させやすいポイヒガッサです。耐久に厚いため一体無理やり寝かすことができて、裏のポケモンを安全に投げることができます。

身代わりがランドロスの蜻蛉やガブの地震を耐えたり、HPが満タンであればA特化リザXのニトチャを確定でHP1/4残して耐えます。硬いです。

まもみがのおかげで挑発がない場合にフィールド枯らしができるのもいつも通り偉かったです。このおかげでコケコランドグロスがガッサ1匹で壊滅します。

今期も強かったです。

 

 

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ガブリアス@拘りスカーフ   陽気   鮫肌

   183-182(252)-115-×-106(4)-169(252)

   ステルスロック/岩石封じ/地震/逆鱗

 

構築の一番最後に入った補完です。ガモスやドランに強く、見た目上の電気の一貫切りができ、積みに対してストッパーになりうるため採用しました。

補完なので仕方ないですが全然選出しませんでした。しかし選出した時の働きぶりは非常に良かったです。

 

 

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ラティアス@エスパーZ   臆病   浮遊

   175(156)-×-126(124)-131(4)-151(4)-173(220)

   自己再生/身代わり/瞑想/サイコショック

 

H:16n-1

B:特化メガバシャの飛び膝蹴り余裕を持って二耐え

S:準速メガマンダ抜き

C、D:余り

 

バシャやレボルトを後投げから起点にでき、クレセドラン等優秀な並びも崩せるのが強いと思い使ってみました。一度瞑想を積むとコケコやレヒレの後投げが効かず起点になるのもおかしいと思いました。ただ、本当の本当に火力がないので一回瞑想積んだくらいで高火力物理アタッカーに突っ張るのはやめましょう。

ショック1ウェポンですが、環境にいる悪タイプは裏で見ることができたため気になりませんでした。

(調整は最初に使った時の適当のままなのでもっといいものがありそうです。)

 

 

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ポリゴン2@進化の輝石   図太い   アナライズ

   191(244)-×-144(164)-125-128(100)-80

   自己再生/電磁波/冷凍ビーム/イカサマ

 

HB:A特化メガマンダの捨て身タックル2耐え

HD:C特化テテフのサイキネ2耐え

 

自慢の調整です。ミミッキュとマンダ、グロスが重かったので採用しました。安定感あって強かったです。しかし今期はフェアリーZミミッキュをよく見たので本来の役割であるミミッキュ受けが怪しかったです。

 

 

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テッカグヤ@食べ残し   穏やか   ビーストブースト

   204(252)-×-124(4)-128(4)-167(248)-81

   守る/宿り木の種/毒毒/火炎放射

 

テテフやガルドが重いので雑にHDぶっぱで採用しました。努力値はミスではなく、A0でDとSがUの神個体を引いたので、レベルを上げずに使ってるためこうなってます。

技構成がちょっと面白いですが、これは友達が使ってて強そうだったのでパクりました。強かったです。

 

 【きつい並び】

・四体選出を強要してくる並び

 例えばバシャレヒレマンダナットみたいなやつです。選出を積極的に読むかラティで強引に突破するしかありませんでした。

 

・パルウルガ

 あまり出したくないガブの選出が強要されポリ2も死にかけになるのできつかったです。

 

・挑発持ち

 やべえ。

 

オニゴーリ

 構築段階で切りました。

 

【最後に】

今期は珍しくめちゃくちゃモチベがあり、いっぱいレートに潜って楽しかったです。しかし2000に乗るのがいつもより遅く、2100にかすりもしなかったのは本気で悔しかったです。来期は絶対2100に乗せたいです。

この構築を使い始めたのが最終日1日前で、それまでは色々な構築を使ったのですが思うように結果が出ず、自分にはこういう受けサイクルがあってるんだと気づけて良かったとも思いました。

 

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【s4-中盤〜終盤使用】おやすみ構築

 

どうも眠り状態が好きすぎる男ぬまゴリラです。前の構築を使っている時にカビゴン入りに可能性を感じたので自分なりに構築を煮詰めてみました。

 

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カビやガッサで起点を作ってゲンガーやマンダで抜いて勝ちます。

 

【個別解説】

 

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ボーマンダ@メガ   陽気   威嚇→スカイスキン

   191(164)-165-150-×-126(124)-184(220)

   羽休め/身代わり/龍の舞/捨て身タックル

HB:16n-1、身代わりがA1↓ガブの岩石封じ耐え

HD:コケコのめざ氷を起点にできる

A:無振りメガゲンガーを捨て身で確1

S:最速115族抜き

 

気に入ってる調整のボーマンダです。ステロ+カビで重いバシャに強いため採用しました。Sに振ってるため睨みたいだけのジャローダなども安全に起点にできます。HDマンダのような動きもASマンダのような動きもできて個人的には使いやすいです。

 

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マンムー@気合の襷   陽気   厚い脂肪

   185-182(252)-101(4)-×-80-145(252)

   ステルスロック/毒毒/氷の礫/地震

 

初手に出すステロ撒きです。ミラー意識で陽気にしました。色々できるような技構成にしたので腐ることがなく強かったです。先制技持ちであったり、クッションに使えたりするのでステロを撒いた後も切らずになるべく残すようにしてました。

 

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アシレーヌ@アシレーヌZ   控えめ   激流

   187(252)-×-112(140)-166(36)-144(60)-83(20)

   滅びの歌/アクアジェット/うたかたのアリア/ムーンフォース

HB:A216マンダの捨て身確定耐え

HD:C222メガゲンガーのヘド爆確定耐え

C:余り

S:4振り61族抜き

 

オニゴーリ等の身代わりハメ系やバトンに気持ち良くなられたくないので採用しました。役割対象がいるときと対面的な選出をしない限り出すことはありませんでした。

 

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キノガッサ@毒毒玉   腕白   ポイズンヒール

   163(220)-151(4)-145(252)-×-81(4)-94(28)

   守る/身代わり/キノコの胞子/気合パンチ

HB:ポイヒ回復2回込みで陽気ガブの逆鱗2耐え

HD:C192ルカリオのラスターカノン高乱数耐え

A:H212-B121メガガルーラを気合パンチで確定1発

S:速めの50族抜き、無振りメガハッサム抜かれ

 

いつも気づいたら構築に入ってるポケモンです。カビゴンの苦手な宿り木撒きであるナットレイテッカグヤに強いため採用しました。相手のカバやカビのあくびループを切れたり天候パに強めで偉いです。ゲンガーに捕まると何もできない以外はやはり最強のポケモンでした。

 

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カビゴン@フィラの実   腕白   食いしん坊

   262(212)-130-126(236)-×-138(60)-50

   リサイクル/欠伸/吹き飛ばし/ヘビーボンバー

HB:余り

HD:テテフのサイキネ最高乱数切り2耐え

A:ステロ込みヘビボンで無振りミミッキュ1発

 

きのみのおかげで本来確定2発をとられるポケモンにあと投げして、そこから強引に欠伸ループできるのが偉かったです。ミミッキュとテテフの受けや積みアタッカーの流しを任せていたのでステロなしでもよく選出していました。使い方が簡単だったので強いポケモンだなと思いました。あくびで有名なカバルドンとは違いDも高いので、不意の特殊型に倒されることがなかったのも強かったです。

 

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 ゲンガー@メガ   臆病   呪われボディ→影踏み

   135-×-101(4)-222(252)-115-200(252)

   身代わり/催眠術/祟り目/ヘドロ爆弾

 

よくいる催眠ゲンガーです。カビゴンと相性が良く、身代わりを残した時の抜き性能が高いため採用しました。凍える風や気合玉が欲しい場面も少なからずありましたが、ゲンガーは身代わりを残す前提の構築なのでこの構成が一番強かったです。

 

【 きつい構築】

・ガッサでしか処理できない相手とゲンガーの並び

ガッサ入りの構築を組むといつもきついです。ゲンガーにメガ進化されないように立ち回って有利にサイクルを進めればなんとか勝てます。

 

・エアスラカグヤ、飛行Zランド、飛行Zギャラドス、剣舞ガッサ、剣舞ナット、etc...

ガッサの役割対象であるはずなのに逆に狩られてしまいます。無理です。

 

・バシャと再生技持ちのマンダ受けの並び

具体的にいうとバシャサンダーやバシャクレセの並びです。再生技持ちのマンダ受けがいるとマンダは出しづらいので、ゲンガーアシレーヌの並びで崩したいです。しかし普通にやってるとサイクル負けするので上手にやって勝ちます。

 

 【最後に】

カグヤが増えたのがきつすぎて使うのをやめました。構築自体かなり完成度が高くいいものになったのかなと思ってるので、また今度環境に合わせて形を変えてから使いたいと思います。